USBフラッシュメモリは、セキュリティの観点であまり使わないという人や、オンラインストレージを使うから持ってない人も多いと思います。
それでも一個あると何かと便利なのも事実。オフラインでも使えるという点は強みかと思います。
また、WINDOWS10はOSの回復ドライバをUSBメモリで作成することができるので、薄型ノートパソコンなどの光学ドライブが搭載されていないパソコンでも回復ドライバを作成できます。
最近は大容量USBフラッシュメモリも安く買えるのでちょっと使うにはホントに便利です。
ただ、たまにしか使用しないから意外と忘れがちなことが1点あります。
あれ、USB空なのに容量が足りない?
買ってきたUSBフラッシュメモリに早速データを入れようとして、
「容量が足りません」
と言われ、『不良品か!』と思ったことはないでしょうか。
最近あったことだと、父がリモートワークをするためにUSBメモリを使って家のパソコンをwindows7からwindows10にアップデート試みていました。
インストールメディアを作成するためにUSBメモリを買ってきていましたが、容量が足りないといわれて苦戦していました。
それは、USBメモリが壊れているわけでも、買ったUSBメモリに何かゴミのようなファイルが圧迫しているわけでもありません。
買ってきたばかりのUSBメモリの初期フォーマットの状態が原因です。
フォーマットとは?
フォーマットを実施すると、メモリ内のデータをすべて削除して初期化することができます。
この時に、ファイルやフォルダをどのような形式で保存するのかというルールも設定されます。
主に使用するフォーマットの形式は3つあります。
- NTFS
- FAT32
- exFAT
買ったばかりのUSBメモリはほとんどがFAT32という形式でフォーマットされています。
この形式は移動、保存できる1ファイルの最大容量が4Gまでというルールがあります。
16GのUSBメモリがあったとすると、2Gの動画ファイルを8つ保存することはできますが、8Gの動画ファイルを2つ保存するということはできない、ということになります。
WINDOWS10のインストールメディアをUSBで作成しようとした場合、1ファイルが8GBあるので、デフォルトフォーマット形式では作成できないので注意が必要です。
どの形式がいいのか?
結論から言うとexFATにしておけば問題ありません。
exFATであればwindowsでもMacでも問題なく使用できます。
windowsしか使わないという人はNTFSでいいと思います。
windowsPCのHDDはNTFSでフォーマットされています。
まとめ
オンラインストレージの普及で使用する機会が減ってしまったUSBメモリですが、まだまだ使う用途はあります。使えるものは正しく使って快適な自粛生活を送りましょう!