4月になり、学生社会人ともに新生活が始まった人が多いと思います。
高校、大学を卒業して就職した人は、社会人の仲間入りをして日々仕事に励んでいると思います。
通勤ラッシュ、慣れない仕事、新しいコミュニティetc…、気が付いたら疲れている、なんて時もあるでしょう。
責任感が強い人ほど、「みんな頑張ってるし、これくらいで弱音吐けないな。頑張ろう」となると思います。
悪いことではないです。程よいストレスであれば、良い原動力になります。
しかし、気が付かないうちに体を蝕んでいることもあります。
自分の心の声を聴いてあげることも忘れないでください。
仕事は一つじゃないけど、自分の体は一つです!
身体は壊れると替えが効かないですが、仕事は変えられます。
私の場合
私は約6年で大学卒業してから就職した会社を辞めることになりました。
6年間で掛かったデバフは以下の通り
- アトピー性皮膚炎
- 群発頭痛
- 肺気胸
- 前立腺炎
- 適応障害
我ながらなかなか酷いですね。
身体の異常は意外と頑張れてしまう
アトピー、群発頭痛、肺気胸、前立腺炎と体の不調がでました。
特にアトピー、群発頭痛はかなり酷く、退職した今も患っています。
詳しくは下記の記事で。
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参考大人のアトピー
私は大人になってからアトピーになりました。 結論から言うと、早く病院に行きましょう、という話です。 最近はヘパリン類似物質の入ったクリームがドラックストアで買えたりするので、とりあえずそれで様子見もい ...
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参考【難病指定になってほしい】辛い!群発頭痛
昔から頭痛持ちで、頭痛薬は常に携帯している人間です。2015年5月頃、この時の頭痛の痛さは尋常ではありませんでした。 痛さが尋常じゃない 目の奥が抉られるように痛く、目は痛みがある方の眼だけ充血し、鼻 ...
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ですが、我慢強い性格もあるせいか、処方された薬を駆使することで意外とうまく付き合うことができていました。
今思えば、できている気がしていただけかもしれません。
趣味が楽しくなくなる
職場ストレスや体の不調を何とか耐えながら仕事をしていましたが、4年、5年目あたりから趣味が楽しくなくなり始めました。
自転車で遠出したり、冬はスキーをしていたのですが、行く回数が徐々に減り5年目にはゼロ回になっていました。
PCゲームも趣味なのですが、5年目のころは人に誘われればやろうかな、という感じで一人でやろうという気が起きなくなっていました。
一時期転職活動もしてみましたが、まだこの会社で頑張れると判断してしまいました。
外出が怖くなる。
6年目の初めに転勤をしたのですが、ここから一気に悪化していきました。
転勤前に、配属先がかなり酷いという噂を聞きました。
配属前の部長にも、「本当は行かせたくない」と言われ、配属先を知る人には「辞めないでね…」など言われる始末。
かなり覚悟をしていきましたが、想像以上でした。
配属時点で2人が心の病で出社していない状況。上司も噂以上のパワハラモラハラをする人でした。
会社内では何とかやっていましたが、その反動でしょうか、家に帰ってから何かする気力が起きません。
そして徐々に、外出したら周りの目線が怖く、息苦しい状態が続くようになりました。
会社に行けなくなる
それでも無理して出社していましたが、2020年9月頃、出社後気持ち悪さに耐えられず午前中で早退しました。
翌日妻に説得され病院へ行き、適応障害と診断されました。
※2021年5月28日更新
深田恭子さんが適応障害で活動休止を発表されましたね。
適応障害は、環境に適応できないというよりも、必要以上に適応しようとした結果、心が疲れてしまうといった感じです。
最近私が通院している心療内科も人が多いので、心に不調を訴えている人が増えてきている印象です。
【命大事に!】で生きましょう!
自分のことは意外とわからない
こうやって今までに起こったことを書き出すと、「それはそうなるだろ」と思いますが、当時は大丈夫だ何とかなると思っていました。
妻に「頼むから病院に行ってくれ」と言われてようやく心を病んでしまったことを自覚しました。
おそらく、転勤前の時点ですでに心を病む一歩手前だったのだと思います。
趣味でストレス発散が難しくなった時点で転職等を考えた方が良かったのかもしれません。
逃げることは恥ずかしくない。
冒頭にも言いましたが、仕事は替えが効きますが、体は替えが効きません。
私は9月末に適応障害になり、休職、退職を経て再就職活動をしようという気持ちになるのに半年の時間がかかりました。
4年目、5年目時点で働きながら転職を目指していた方が、この半年というブランクは発生することはありませんでした。
何度も言いますが、仕事より体です!
まとめ
いくら好きな仕事でも周りの環境で心が病んでしまうことは大いにあります。
長時間労働がなくても、部署の雰囲気、上司や同僚の性格が原因になることもありえます。
転職を勧めるわけではありませんが、命より大事なものはありません。
コマンドはいつも「命大事に」で生きていきましょう!